2月8日から3月5日までのPWA W杯参戦のためカーボベルデ共和国に海外遠征に行っていました。
あまり聞いたことのない国名ですが、日本から約2日かけていくところで位置的には大西洋の赤道付近の島国になります。
この時期は基本 17℃〜26℃くらいで快適に過ごせる地域です。
最初2週間ほどは練習をして10日間が大会といったスケジュールでした。
今年は波が小さく、大会会場で乗れる日がなく他のポイントに移動して練習していました。
久々のスタボーの波乗り。今冬は御前崎でスタボーを練習してはいましたが大きい波となると練習していなかったのでタイミングが合わなかったり恐怖心がありました。
何日かしっかり乗り込み練習期間を終えて
大会を迎えました。
僕の最初のヒートは前回の世界チャンピオンフィリップとマウイのバーンドとの対戦。
エアータカを決めることができ2位通過をし
ベスト16決定戦でもバーンドと共に勝ち上がりベスト8まで勝ち上がりました。
セミファイナルではマウイのチャンプ・アントンワン、バーンド、ブジュマと競合との試合でした。かなり厳しい試合になると予想してましたが確実に点数の出る波乗りをし残り10分までは一位をキープしていたのですが
残り10分をきったところでアントンワンとバーンドに抜かされてしまい、ファイナルには行けず5位タイでシングルイルミネーションを終えました。
この時点で5位はすごく嬉しく競合を倒してこれたという自信がつきました。
ダブルイルミネーションはぼちぼち行われましたが最終日に会場のポンタプレタが全く波がなく最初練習していたシークレットスポットでの試合となりました。
そこも波は決して良いとは言えないコンディションでしたがとにかくヒートを進め
僕は5位タイだったのでヒートの上の方で待っている状況でした。
僕の下のヒートを見るとビクター、リカルド、フィリップなど世界チャンピオンをとった事のある選手ばかりでした。
結果勝ち上がってきたのはビクターとリカルド。そしてアロハチャンプのモーガンとの試合でした。
モーガンは別日に足を怪我してしまったらしく棄権していましたが
ビクターとリカルドのヒート。
確実にすごくいい波のりをしないと勝てないヒートとわかっていました。
波が小さかったのでゴイターなどを仕掛け
7点と7点の高ポイントを2つ出し
首位で勝ち上がり。
最高に嬉しかったです。
ほぼほぼ無理だと思われてた試合で勝ち上がれたことが本当嬉しかったです。
6位決定戦のヒートでは下から勝ち上がってきたタカラプロとジュバン、先ほど2位だったビクターとのヒートでした。ですが波を全然捕まえられずゴイターを決めるももう一本が揃わず8位でダブルイルミネーションを終了しました。
タカラプロは6位でダブルイルミネーションを終え
日本人初となるトップ8を2人で成し遂げました。
今大会を得て1つの目標にしていたトップ10に入ることができて良かったです。
まだPWAは一戦目ですが今年はスペインのカナリア諸島でも開催される予定です。
次はポートジャンプ!
しっかり体を鍛えて次の大会に備えて行きます。
普段からサポートしてくださっている僕のスポンサーの
・GAsails
・TABOU
・BlackProjectFins
・Maneuverline
・パイプライン
・グローバルアイ
・Satiworks
・マリーンブルー
・Smith
・GARMIN JP
いつもありがとうございます。
こうやって海外に来て活躍できるのも多くの方の支えがあるからこそできているものです。
いつもありがとうございます。
これからも応援宜しくお願い致します。